地域の人達のため、そして自分たちのために。地元の飲食店さんを応援!|廿日市市職員労働組合×自治労はつかいちユニオン | 今こそ廿日市 【廿日市市新型コロナ対策特設サイト】

今こそ、廿日市

2020/06/11

地域の人達のため、そして自分たちのために。地元の飲食店さんを応援!|廿日市市職員労働組合×自治労はつかいちユニオン

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「廿日市市職員労働組合」と「自治労はつかいちユニオン」は廿日市市の住民の皆様のために働く市職員の健康と日々の幸せを守る組織です。

その二つの組織が、市職員一人一人の「廿日市を応援したい」という気持ちを集結し、テイクアウトの配達が困難な飲食店を応援する「みんなで地元の飲食店さんを応援しよう!」という企画を始めました。

 

個ではなく全庁的な動きで応援

 

新型コロナウイルス感染拡大により廿日市市の飲食業も多大な影響を受けています。

そこで、市職員の中から「テイクアウトを利用して廿日市市の飲食店さんを応援しよう。」という個々の動きが出始めました。

自治労はつかいちユニオンの須崎秀幸(すざきひでゆき)さんは、そんな個々の動きを全体の動きにすればもっと飲食店さんを応援できるのではないかと考えました。

そこで市職員が昼食として、地元の飲食店さんのテイクアウトを利用しやすいよう「廿日市市職員労働組合」と「自治労はつかいちユニオン」が市職員の注文を取りまとめて、配達まで行う仕組みを企画しました。

 

 

まずは商工会議所に相談して、新たにテイクアウトを始めたものの人手が足りず配達が困難な飲食店3店舗を紹介してもらいました。

どの店舗も通常を上回る注文数になるのにも関わらず、「一緒に頑張ります!」と協力してくれました。

その3店舗の中には、須崎さん自身も行った事のない店舗もあり、今後の展開を構築する良いきっかけとなったと言います。

 

注文するだけでなく、「お店を知る」に繋げたい

 

「注文をする時はQRコードを読み込むようにして、メニューだけでなく、お店を知ってもらえるよう工夫しました。今回の注文をきっかけに、市職員に、我々市職員を支えてくれている飲食店さんとの繋がりをもってほしいと考えたのです。」

須崎さんは廿日市市に就職後、地域に出て人と出会う事で、地域愛が生まれ「〇〇さんのために」という気持ちで働けるようになったという経験がありました。今回の企画で改めてそんな思いを強くしたと言います。

実際に、市職員からは「今回の注文で知ったお店があったので、次はそのお店に行ってみたいです。」という声も上がりました。

 

 

そして、テイクアウト当日は、市職員からは「たまにはお弁当を休んでテイクアウトにするのも楽しいし、本当に美味しかったです。」

「お店に行ってみる事が楽しみです!」といった嬉しい反応もありました。

 

 

自治体も創意工夫を

 

この企画を通じ、今後も活動の継続や新たな企画を進めていきたいと言います。

「今の時代はインターネットを使えば、いくらでも安く買えます。しかし地元のお店で買い物をすることで、支払ったお金がそのお店で働く人の生活費やお子さんの教育費になるなどお金の行き先が見えてくるのです。そうすると、お金が生きていくように感じ、ネットで買うのとは違った喜びを得られます。今回を機に、市職員の皆さんがお金の循環を考えるようになってもらえたらと思います。」

 

 

「廿日市を愛し、廿日市のために創意工夫して働く市職員が増えれば、自治体もきっと元気になっていくはずです。」

この想いは須崎さんだけでなく他の多くの市職員も同様のものを持っていると言います。

 

市職員の方々と住民の皆様が繋がることで、廿日市市が元気を取り戻す日もそう遠くないのかもしれません。

 

廿日市市役所
住所:廿日市市下平良1-11‐1
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