6月27日（土）、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦しい状況にある飲食店とアーティストを応援するため、オンラインを活用して廿日市市から全国へ元気を発信する新しい形の音楽フェス「はつかいち音楽フェス」が開催されます。

 

培ってきた結束

 

 

緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナウイルスの終息はまだ見えてきません。

そういった状況の中で、飲食店の営業はまだ通常通りとは言えず、イベントの開催も困難な状況が続いています。

 

そこで、2018年9月に開催された『はつかいち花火大会』を共に運営した廿日市商工会議所青年部の有志が集い、飲食店とアーティストを同時に支援するオンラインフェス『はつかいち音楽フェス』を企画・開催する事になりました。

 

『はつかいち音楽フェス』実行委員会代表の古谷正樹（ふるたにまさき）さんは、『はつかいち花火大会』の経験が今回のオンラインフェス開催に活きていると話します。

 

今こそ！できること

 

 

「廿日市市で音楽フェスを開催したいという思いは以前からありました。徐々に準備はしていましたが、コロナをきっかけに“今こそ！”と思い、動き始めました。」

 

その熱い想いに共鳴し、協賛する企業や飲食店さん、仲間が集まり、想いを一つの形にしたのが「はつかいち音楽フェス」です。

 

出演アーティストとMCは廿日市市出身者、飲食店さんも廿日市市内の店舗、配信会場もけん玉商店街に位置する『cafe bar NICO』、あくまでも『廿日市』にこだわりました。

 

ライブ中には、グッズなどが当たる抽選会も開催し、外れた抽選券を飲食店の割引券として使えるようにしたり、廿日市の習い事を頑張っている子ども達からのメッセージを流すなど、応援の発信の仕方も工夫しています。

 

廿日市を代表するイベントに

 

 

「飲食店・アーティストへの支援を通して、アフターコロナのイベント開催の先駆けになるよう、またアフターコロナでは観客を前に開催もし、このフェスが廿日市を代表するイベントになるよう精一杯やっていきたい。」

 

オンラインで地域から多くの人へ元気を届ける「はつかいち音楽フェス」を皮切りに、廿日市市で新たなステージが展開されるかもしれません。