緊急事態宣言を受け、学校休校による子供達の学習の遅れ、アルバイト制限による大学生の困窮など多くの問題が生じました。
そこで、子供達の「プログラミングスクール」を運営する株式会社LEAP POWERが得意とするオンラインで応援しようと立ち上がりました。

 

始まりは「かえる学級」

 

 

「プログラミングスクール」に加え、医療事業「かえる整骨院」、介護事業「リハビリ特化型デイサービスかえる＋チェンジ」などを運営する株式会社LEAP POWERは、どの事業のスタッフも休校により出勤が困難となりました。

 

そこで、代表取締役の横山雄一（よこやまゆういち）さんはスタッフ達が安心して働けるよう、事務所で子供達を見守る『かえる学級』をスタートしました。

 

「かえる学級を行い、自習を見たり、本を読むのを手伝ったり、少しの見守りがあるだけで、親御さん達は安心して働く事ができると分かりました。そして、他にも困っている親御さんや子供達もいるかもしれないと考え、オンラインを活用した家庭学習の見守りができないか考え始めました。」

 

しかし、オンラインで家庭学習を見守るためには現在のスタッフだけでは足りず、新たなスタッフが必要となりました。

 

大学生と子供達を助けたい

 

 

横山さんは新たなスタッフとして日頃から繋がっていた出身大学の後輩達に声を掛けました。
すると、「バイトが無くて学費の支払いに困っている。」など、大学生の切実な悩みを知る事となりました。

 

「コロナの影響は今後も続き、大学生が働けない状況がさらに続くかもしれません。今後のためにも大学生がオンラインを通じて子供達の家庭学習を支援する仕組みを作ろうと考えました。」

 

 

そして5名の大学生の参加により立ち上がったのが『オンライン家庭学習支援サービス「ハウスタ！」』です。

 

オンライン家庭学習支援サービス「ハウスタ！」のこれから

 

 

「ハウスタ！」は見守りだけでなく「音読」「実験動画」「英語」など大学生から勉強を学ぶ家庭学習支援となりました。

 

 

告知はSNSを活用したりPR  TIMESでプレスリリースをして行い、地元廿日市市や広島市、遠くは愛知県・東京都などから１日で１５名ほどの子供達が参加しました。

 

 

実際に参加した子供達からは「普段聞けない話が学べるから面白い！」といった声が、親御さんからは「今後も続けてほしい。」といった声が上がりました。

 

 

「集中力の維持など課題はありますが、学校が始まっても、児童館や放課後デイサービスなどへ広げていこうと考えています。そして、子供だけでなく、高齢者に対しても何かアプローチ出来ないか模索中です。」

 

子供達の支援だけでなく高齢者に対しても先進的な取り組みを考えている横山さんは、世代を超えた支え合いを実現していくことでしょう。