創業140年を迎える(有)博多商店では、新商品『もみじの出逢い』を開発しました。
この商品をきっかけに宮島を訪れ、宮島の歴史や文化を感じてもらえる仕掛けをつくっていけるようクラウドファンディングに挑戦しています。
もみじ饅頭 博多屋の博多于苗(はかたうみょう)さんは、博多屋もみじ饅頭独自のこだわりを持つカステラ生地のきめ細かな味をもっと知ってもらう為、新商品『もみじの出逢い』を開発しました。
「宮島にいらっしゃったお客様満足度の1位は『牡蠣』、2位は『もみじ饅頭』だと知り、組み合わせたら宮島をもっと満喫できるのではないか、美味しいのではないかと半分冗談のような思い付きから、カステラ生地をそのままで食べることができる新商品の開発を始めました。
もみじ饅頭というとあんこに注目する人が多いのですが、博多屋はカステラ生地もくちどけの良いものにしようとこだわって作ってきました。
これまでのもみじ饅頭の当たり前から脱却する食べ方を提案したい、新たな可能性を見つけたいと思い開発しました。」
新商品開発を進める中、宮島はコロナ禍で観光客が大幅に減少し、多くの店舗で経営状況が悪化しました。
「コロナ禍で厳しい状況になりましたが、新商品開発に時間やエネルギーを最大限に使う事に決めると、不思議と明るい兆しが見えてくるように感じました。
普段ではできないほど徹底した試作を重ね、誕生したのが新商品『もみじの出逢い』、生地と具材という枠を外すことで見えてくる、素材と素材の新たな関係性に注目したもう一つの食のスタイルの提案です。
この新商品を通して、宮島に訪れていただく機会を増やし、宮島の歴史や文化を感じてもらえる仕掛けを作っていきたいです。」
博多屋は『もみじの出逢い』の販売に合わせ、より多くの人に想いを届けるため「HITひろしま観光応援プロジェクト」の仕掛けを活用したクラウドファンディングに挑戦することにしました。
新たに必要な資金は新商品の包装紙、パッケージのデザイン費用やお披露目会・イベントの運営費用に、と考えています。
博多屋は新商品のお披露目会と合わせて『管絃祭特別イベント』を開催します。
このイベントは管絃祭を通して古来の「宮島の、かたち。」を現在に伝え、この地の風土を新しいかたちに昇華し、未来につなげるデザインプロダクト『宮島の、かたち。』を進めていくための一歩目となります。
「『もみじの出逢い』の開発で、スタッフとの絆が深まり、クラウドファンディングを通して、周りも一丸となって宮島を盛り上げていこうという動きになりました。私たちは宮島を改めて深掘りすることで見えてくる『宮島の、かたち。』を大事にしたいと思います。」
もみじ饅頭 博多屋は、歴史深い宮島の新しい景色を食と文化でつなぎ、『宮島の、かたち。』を発信します。
https://camp-fire.jp/projects/view/302046
HP:https://miyajimahakataya.com/
住所:広島県廿日市市宮島町459
電話:0829-44-0341
営業時間:9:00-18:00
定休日:年中無休