今こそ廿日市のためにできることを デザイントラックでプロジェクトをPR | 高宮運送(株) | 今こそ廿日市 【廿日市市新型コロナ対策特設サイト】

今こそ、廿日市

2020/06/13

今こそ廿日市のためにできることを デザイントラックでプロジェクトをPR | 高宮運送(株)

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新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている廿日市市の事業者や市民を支援し、不安を払拭するために開設された、当サイト「今こそ、廿日市」。

6月1日、サイトオープンにあわせて、廿日市市宮内工業団地にある株式会社高宮運送において、「今こそ、廿日市」のPR用デザイントラックの出発式が行われました。

 

「今こそ、廿日市 コロナに負けんよぉ」 元気な廿日市を取り戻すために

 

 

廿日市の元気を取り戻すことを重要課題として、行政や経済界などで組織する廿日市市新型コロナウイルス感染症対策産業振興実行委員会が発足。

 

廿日市商工会議所会頭の澁谷憲和(しぶやのりかず)実行委員長は、あいさつの中で「今こそ、廿日市」プロジェクトの趣旨を説明しました。

 

プロジェクトの一端である当特設サイトでは、必要な方にもれなく利用していただけるよう、国などの支援策を掲載。また苦境の中、知恵をしぼり勇気をもって、様々なことに挑戦している市内事業者や団体などの取り組みを紹介することで、見た人を元気にさせ、事業者を応援したい市民にとって有効な情報を届けます。

 

地元愛にあふれた廿日市の人たち 伝えたい「コロナに負けんよぉ」の思い

 

 

このたび、㈱高宮運送所有の10トン車2台、4トン車1台、2トン車1台にデザインが施されました。

 

㈱高宮運送は、広島県、山口県、岡山県を中心に輸送ネットワークを持ち、食品に特化した配送業務を行っています。

 

客足が遠のいたり、お店を閉めざるを得なかったりで、今後の営業を不安視する飲食店などを見聞きしていた代表取締役社長、高宮徳和(たかみやのりかず)さんは今回のプロジェクトを知り、廿日市のためにという思いで、一も二もなくトラックを提供しました。

 

廿日市に本社を構え仕事をするなかで、高宮社長が感じるのは、「廿日市の人は、地元愛が強い」ということ。そういう土壌であったからこそ、多くの人が支えてくださり、事業を続けてこられたと感じています。

 

「みんなそれぞれ違う環境のなか、苦しい思いを抱えていると思います。でも、『コロナに負けんよぉ』その言葉通りなんです。負けちゃいけんのです。トラックでその気持ちをたくさんの人に届けたいし、見た人の励みになればと願っています。」

 

廿日市のためになんとかしたい、廿日市ならこの苦難も乗り越えられるー。
地元愛が育むシビックプライド(市民の誇り)が「今こそ、廿日市」の言葉に集約されています。

 

廿日市の文化・暮らしを支えてきてくれた、人や事業に思いをこめて

 

 

トラックのデザインを担当した谷村麗制作室のグラフィックデザイナー、吉田麗(よしだれい)さんは、社会全体が元気を失っていくなか、自身も気分がふさぎがちだったと言います。

 

「デザインさせていただくことになってからは、事業主のみなさんを元気にしなければという思いで、私自身も元気がでてきたんです。見た人を前向きで優しい気持ちにさせるものにと考えました。」

 

描かれているのは、宮島の名産品であるしゃもじで廿日市の人たちをイメージしたイラスト。けん玉を持った子ども、赤ちゃんをおんぶしたお母さん、お医者さんに看護師さん、コックさん、板前さん、運転手さん、農業や観光業で働く人ー

 

吉田さんは出発式のあいさつのなかで、
「人や事業が廿日市の文化や暮らしを豊かにして、支えてきてくれたことに感謝の気持ちを持ち、こんなときだからこそ、廿日市に誇りをもてるような、そんな元気を与えられたらうれしいです。」
と思いを話しました。

 

デザイントラックで地域貢献を

 

 

車体への印刷を行った堀越車体株式会社は、トラック・トレーラ部品の卸業を主体にしてきましたが、廿日市市に専門工場を開設し、2020年2月、デザイントラック事業を開始しました。

 

直接車体に色をのせていくインクジェット方式のオートボディプリンターを採用しており、シールでのラッピングやマーキングとは違い、貼り付けたりはがしたりといった作業が不要なため、安価に、そして大きな面積にデザインすることが可能です。

 

代表取締役の十川孝行(そがわたかゆき)さんは、地域貢献につながったり、地元の人の役に立つことができればという思いでこの事業を始めました。

 

「デザイントラックが誰かを元気にしたり、いろんな支援策を知ってもらったり、テイクアウト1件でも利用につながるきっかけになったらうれしいです。これも私が地域貢献で作りたかったトラック。早くコロナが収束して、廿日市の観光やイベントなど明るいPRのトラックが作れるようにこういった取り組みを続けていこうと思います。」

 

十川さんの廿日市のために何かできることをやりたいという思いが形になりました。

 

「今こそ、廿日市#コロナに負けんよぉ」のデザイントラックは、多くの事業者・市民にプロジェクトを知ってもらうため、毎日廿日市市内、近郊を走っています。

 

 

株式会社高宮運送

住所:廿日市市宮内工業団地1-9
電話:0829-34-0095
ホームページ
http://takamiyaunso.com/


 

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