【廿日市再発見ツアー】大人時間を楽しもう!DIY体験&クラフト蒸留所SAKURAO DISTILLERY見学 | 今こそ廿日市 【廿日市市新型コロナ対策特設サイト】

今こそ、廿日市

2020/11/08

【廿日市再発見ツアー】大人時間を楽しもう!DIY体験&クラフト蒸留所SAKURAO DISTILLERY見学

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今こそ廿日市で大人時間を楽しもう!

木材利用センターの「大人向けDIY教室」と中国醸造株式会社の「SAKURAO DISTILLERY見学」の二つの再発見ツアーを体験してきました。

 

DIY初心者が挑戦!大人向けDIY教室

 

「大人向けDIY教室」で作品づくりに挑戦したのは、FMはつかいちパーソナリティでもあり、ハッピースタイリストとして活動するカメラマンの崎田えみ子さんと、コーヒーハウスイシイのオーナー、吉田清美さん。

 

崎田さんはFMはつかいちの局内に置く傘立てを、吉田さんはお店用のカントリー調シェルフを作ります。

 

自粛期間の長期化でDIY人気が高まった背景もあり、体験希望者が多い「大人向けDIY教室」。

 

DIY初心者でも作品を完成させられるよう、心強いサポートがあります。

木材利用センターでの講師歴も長い三上敬子さんと、ここの木工教室の生徒でもある髙村さんが代わる代わる二人に付き添い、アドバイス。工具の使い方や工程、作業のコツを教えてくれます。

 

初めて使うインパクトドリルで釘を打ちます。

「センスがいいね~!」と髙村さん。

 

「お店をカントリー調にしたいので、自分で作ったものをひとつひとつ増やしていくつもりです。」と話す吉田さん。

完成図をイメージしながら作ります。

糸の子を使ってハート型に切り抜きます。

 

作るものは自由。

あらかじめ作りたいものを伝えておくと三上さんがそれに合う木を準備し、ざっと長さを調整しておいてくれます。

材料になる木材は、大工さんや製材所から無料で譲ってもらったものばかり。製材したものを教室で使っています。

 

道具もすべて揃っているので身一つで気軽に参加できます。(材料の持ち込みも可能)

 

これまでの作品で三上さんが印象的でおもしろいと思ったのが、裁縫で使う糸たてや消毒液を置く台、ペット用のゲートなど。

参加者が作りたいと思うものも様々なのだとか。

 

焼きペンを使って、FMはつかいちのマスコットキャラクター「はつまる」のイラストを描きます。

 

最後の仕上げ

 

3時間ほどの作業時間で傘立てとシェルフの完成です。

 

自分好みのデザインや我が家にぴったり合ったサイズにできるのもDIYのいいところ。

「自分で作りあげる楽しさを味わってもらいたいです。」と三上さん。

 

木材利用センターでは、毎月他にも、ハザイ教室(園児<保護者同伴>~小学生向け)、けん玉教室(園児<保護者同伴>から大人)も行っています。

子どもだけでなく大人も楽しい、木のまち廿日市らしい木工教室です。

 

廿日市市木材利用センター
廿日市市木材港北5-95
0829-32-2393
営業時間/9:30~16:30
休館日/月曜、祝日、休日、盆休み、年末年始
https://www.facebook.com/mokuzairiyoucenter?fref=ts

 

大人向けDIY教室 詳細はこちらから

はつかいち再発見ツアー

 

広島から世界へ!クラフト蒸留所SAKURAO DISTILLERY見学

 

1918年、原料用アルコールを作る会社として創業した中国醸造株式会社。

1963年に清酒の製造を開始。業界初、紙パック容器入りの日本酒「はこさけ一代」を全国に広めました。

社会の変化、マーケットの多様化に合わせて常に革新的な商品を生み出してきた中、迎えた100周年。

「広島から世界に発信するお酒を」との思いで、蒸留所「SAKURAO DISTILLERY」を設立。ウイスキーとジンの製造を開始しました。

 

スコットランドの蒸留所を視察して作られたというSAKURAO DISTILLERY。

 

見学ツアーのはじめにガイダンスルームで壁に映し出される映像を視聴。

中国醸造の歩みや、クラフトジン「桜尾」の開発ストーリー、ジンやモルトウイスキーの製造工程の説明に見入ります。

 

 

イギリスロンドンのドライジンを分析研究し、2年以上の歳月を費やして生まれた桜尾ジンは、「オリジナル」「リミテッド」「ハマゴウ」の3種類。

 

レモンやゆずなどの広島産のボタニカル(植物)を活かし、イギリスの伝統的な製法で蒸留されている純国産クラフトジン。

国内外で数々の賞を受賞しています。

リミテッドは17種類すべての原料が厳選された広島の山海のもの。

ジンの製造に欠かせないジュニパーベリーは中国山地に自生。地御前牡蠣の殻や廿日市の桜の花、吉和のわさびも使用されています。

 

数量限定の「ハマゴウ」は、古くから宮島の海沿いに咲く紫色のはまごうの花から作られる清涼感あるジン。

6月に採取し、7月から販売。年に1回の販売のため、あっという間に完売するといいます。

 

ガイダンスルームには原料のボタニカルの展示もあります。

 

ジンとモルトウイスキーの美しい蒸留器をガラス越しに見学。

 

SAKURAO DISTILLERYでは、モルトとグレーンの2種類のウイスキーを製造しています。

 

グレーンウイスキーの原料や発酵タンクのあるエリアを見たあとは、ウイスキーの原酒を樽詰めする場所へ。

バーボンやシェリー酒の樽を使用しますが、どんな樽を使うかでも味が変わってきます。

 

最後はウイスキーを熟成させている貯蔵庫へ。山間部の戸河内とこちらの貯蔵庫でそれぞれ4000ずつの樽を貯蔵しています。

 

海からの温かい風、山からの冷たい風で温度差のある廿日市の貯蔵庫では早く熟成がすすみ、戸河内のかつての鉄道トンネルの中で貯蔵されているものは、気温の変化の影響を受けずゆっくりと熟成されるのが特徴です。

 

暗い貯蔵庫。ろうそくの灯りの中、浮かび上がる4000個の樽の姿は圧倒的でした。

 

3年の熟成期間を経て、2021年7月に発売予定とあって楽しみが広がります。

 

※テイスティングは現在中止となっています。

 

 

見学の後は、ビジターセンターでお酒やグッズの購入もできます。

 

 

 

中国醸造株式会社
廿日市市桜尾1-12-1
0829-32-2111
https://www.chugoku-jozo.co.jp/

SAKURAO DISTILLERY見学 詳細はこちら

はつかいち再発見ツアー

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