株式会社ワコー

― 多様な人材が働く企業紹介 ―

外国人材が企業文化を豊かにし、 新たな価値を生む。 3 か国の多様な仲間と築く未来

Q.外国人雇用をはじめたきっかけは?

人材不足が深刻化する前から、若手が集まりにくくなるのではないかという危機感がありました。取引先で技能実習生を受け入れている現場を見学した際、彼らの真摯な働きぶりや、それに刺激を受けて成長する日本人社員の姿に可能性を感じ、外国人雇用を決断しました。実際にベトナムへ赴き現地で面接を行ったうえで、初めてベトナム人材を受入れました。現在は、ベトナム人社員 9 名に加え、ナイジェリア人社員 1 名も在籍しています。今後はインドネシア人材 4 名の受入れを予定しており、文化理解に向けた準備も進めています。

Q.外国人の方を雇用した後、会社に変化はありましたか?

これまでの「見て覚える」教育から、手順書を整備するなど、丁寧に教える教育へと変化しました。ベトナム人リーダーを含む役職者が後輩を指導し、勤務評価は日本人と同じ基準で行っています。多国籍なスタッフを迎えたことで組織体制が進化し、国籍に関係なく活躍できる環境が定着しました。

Q.外国人が働きやすい工夫は行っていますか?

国籍が増えるのに合わせて、各国の母国語表記の案内や教育体制を整えています。採用国がベトナムからインドネシアへと広がる中で、言語や文化への理解を深める準備も進めています。多様な人材が安心して働けるよう、業務面・生活面の両面でサポートを行っています。

Q.住まいの確保について課題はありますか?

会社契約で徒歩圏内のマンションを複数借り上げ、3LDK に 2 名ずつ入居し、一人一部屋を確保しています。家電も会社が用意し、安心して新生活を始められる環境を整えています。不動産側の外国人受入れ可否や賃料の上昇が課題ではありますが、安定した就労を支えるため、今後も住環境の整備を重視していきます。

Q.資格取得はどのようにサポートしていますか?

現地で約 7 か月間の日本語学習を行い、来日後は監理団体で 1 か月間の生活習慣教育を経てようやく就労となります。朝礼での日記発表や会話練習を通じて、日本語能力試験 N3 の合格を目指す取り組みを支援しています。合格者には報奨金を支給し、学習意欲の維持につなげています。今後はインドネシア人材への教育支援にも対応できる体制整備を進めていきます。

Q.コミュニケーションを取るうえでの工夫はありますか?

Yes・No で答えやすい質問やジェスチャーを活用し、短い言葉でゆっくり伝えるよう心がけています。多様な国籍の社員がいるため、シンプルで分かりやすい伝え方を意識しています。こうした日々の工夫が信頼関係の構築につながっています。

外国人スタッフの声

「ベトナム人の妻(在留資格:特定活動)と、日本の保育園に通う子どもと一緒に、安心して暮らせる日本の生活を楽しんでいます。家族との時間を大切にしながら、仕事にもやりがいを感じています。会社のサポートも手厚く、とても働きやすい環境です。」 (ヴィエットさん)


「現在は後輩を指導する立場としてサポートしています。母国出身の仲間も多く、安心して働ける環境です。特定技能 2 号の取得を目指し、大好きな日本でこれからも長く暮らしていきたいと思っています。」(ヴィンさん)

出身国 ベトナム
在留資格 特定技能 1 号

出身国 ベトナム
在留資格 特定技能 1 号

株式会社ワコー 代表取締役 永吉 哲也 さん

「外国人雇用は、低コストの労働力確保ではなく、共に成長する人材育成の一環として捉えることが大切です。採用を検討する国へ実際に出向き、現地の文化や生活を理解したうえで、対面で面接を行うことをおすすめします。採用前に日本での生活様式や仕事内容について十分に説明し、相互理解を深めることが重要です。多国籍の人材を受け入れることは、企業文化を豊かにし、新たな発想や価値を生み出す大きな力となります。」

株式会社ワコー

  • 設立年:1975年
  • 代表者名:永吉 哲也
  • 事業内容:ステンレス鋼材販売、ステンレス鋼材研磨加工、ステンレス各種金属溶接加工、強アルカリ電解水事業
  • 所在地:広島県廿日市市宮内工業団地 3-6
  • URL:https://wako-sus.com/
  • お問い合わせ先:0829-39-7110
  • 従業員数 40名 外国人雇用数 10名
  • 技能実習 5名 特定技能 4名 他1名